続x4・ヨコハマ郊外散歩 ― 2018-04-01
■晴→曇
東神奈川から神奈川図書館を通って白幡の丘に登り、立町みはらし公園から桜の多い道を歩いて孝道山(山上のお寺)へ。森林が残された白幡西緑地、見晴らしのよい広場、白幡の住宅地、八幡神社、綱島街道を渡り、篠原園地を通り抜けて東急線白楽駅まで。約8km、2~3時間のコース。桜は散り始めましたがまだまだ見ごろでした。
http://y-climb2.asablo.jp/blog/2018/04/01/
東神奈川から神奈川図書館を通って白幡の丘に登り、立町みはらし公園から桜の多い道を歩いて孝道山(山上のお寺)へ。森林が残された白幡西緑地、見晴らしのよい広場、白幡の住宅地、八幡神社、綱島街道を渡り、篠原園地を通り抜けて東急線白楽駅まで。約8km、2~3時間のコース。桜は散り始めましたがまだまだ見ごろでした。
http://y-climb2.asablo.jp/blog/2018/04/01/
035: 三色の桃の花(神奈川図書館の下の家)
036: 立町みはらし公園
037: 桜木のある尾根上の歩道(白幡西町)
038: 孝道山、桜まつり期間中
039: 白幡西緑地
040: 白幡西緑地の見晴し台
041: 見晴らし台の一角にあった桜の木
042: 白と紅の桜花
043: 白幡の八幡神社
044: 神社の大ケヤキ、樹齢350年
大田原高山岳部員のブログ ― 2018-03-29
■快晴
産経新聞の報道記事を見つけて、大田原高校山岳部員(部長)の実名サイトがあることを知りました。
3月から始めていたらしいです。
内容は・・・とても良い! ほぼ全面的に共感できます。
このまま歩んでいってほしい。
「山の羅針盤」 http://exhibuit.jp/
産経新聞の報道記事を見つけて、大田原高校山岳部員(部長)の実名サイトがあることを知りました。
3月から始めていたらしいです。
内容は・・・とても良い! ほぼ全面的に共感できます。
このまま歩んでいってほしい。
「山の羅針盤」 http://exhibuit.jp/
山岳遭難を偽装した男性 ― 2018-03-28
■快晴
心を病んでいた男性が、雪山遭難を偽装して失踪していたという話。
レアなケースであることは確かですが、危険を冒して捜索活動を行っていた救助隊員たちはたまらないですね。できる限り早急に県警へ連絡して、謝罪なりの対応をすべきだったと思います。以下のような報道でした。(個人名、地名は伏せ)
*--
31歳男性と連絡取れず…茂倉岳で遭難か
2017/01/07-13:58 NNN(日本テレビ)
新潟県湯沢町の茂倉岳に登山に出かけたとみられる兵庫県の男性と連絡が取れなくなっていて、遭難の可能性があるとして警察などが7日朝から捜索している。
警察と消防が捜索しているのは、兵庫県TY市のNさん(31)。Nさんは今月3日に群馬県内の実家から1人で日帰りの予定で湯沢町の茂倉岳に入ったとみられている。しかし、Nさんが戻らず連絡も取れないことから、6日夜、家族が警察に届け出た。これまでにNさんの軽自動車が茂倉岳の最寄り駅・JR土樽駅の駐車場で見つかっている。
茂倉岳は群馬との県境付近にある標高1978mの山で、捜索は群馬県側からも行われている。
*--
兵庫の男性、見つからず 新潟の茂倉岳、遭難か
2017/01/07-21:37 産経新聞WEST
新潟県警は7日、同県湯沢町土樽の茂倉岳(1978メートル)で遭難したとみられる兵庫県TY市の臨時職員、Nさん(31)を捜索したが、見つからなかった。
南魚沼署によると、登山ルートは腰まで埋まるほど雪が深く、人が通った痕跡なども見つけられなかった。
Nさんは群馬県内の実家を3日に出発し、日帰りの予定で茂倉岳に入ったとみられる。登山口に近いJR土樽駅の駐車場で6日、Nさんの軽乗用車が見つかった。新たな手掛かりがあれば捜索を再開する。
*--
行方不明の地域おこし協力隊員、生きていた 事故装い失踪
2018/03/28-18:05 神戸新聞
昨年1月、新潟県の茂倉岳を登山中に行方不明になったとされていた兵庫県TY市地域おこし協力隊員=当時=の男性(33)が、実際は静岡県など各地を転々としていたことが、同市などへの取材で分かった。茂倉岳近くの駅駐車場に軽乗用車を止めっぱなしにするなど、山で遭難したように見せかけていたという。
同市によると、静岡県警や家族らから昨年5月、男性が生存していると連絡があった。同市は協力隊員の委嘱期間が既に終了していたため、公表しなかった。男性は秋に同市を訪れ、「進路などで思い悩み、心を病んで逃げてしまった」と謝罪したという。
男性は2016年5月から同市のまちづくり協力隊員として活動。同年12月末に群馬の実家に帰省し、17年1月3日に日帰りで茂倉岳へ登山に出掛け、行方が分からなくなったとされていた。新潟県警などが捜索したが見つからず、同年3月末で協力隊員としての委嘱期間も終了していた。
TY市は「このような形でTY市を離れてしまったことは残念だが、無事が確認されたことはよかった」とコメントした。
心を病んでいた男性が、雪山遭難を偽装して失踪していたという話。
レアなケースであることは確かですが、危険を冒して捜索活動を行っていた救助隊員たちはたまらないですね。できる限り早急に県警へ連絡して、謝罪なりの対応をすべきだったと思います。以下のような報道でした。(個人名、地名は伏せ)
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31歳男性と連絡取れず…茂倉岳で遭難か
2017/01/07-13:58 NNN(日本テレビ)
新潟県湯沢町の茂倉岳に登山に出かけたとみられる兵庫県の男性と連絡が取れなくなっていて、遭難の可能性があるとして警察などが7日朝から捜索している。
警察と消防が捜索しているのは、兵庫県TY市のNさん(31)。Nさんは今月3日に群馬県内の実家から1人で日帰りの予定で湯沢町の茂倉岳に入ったとみられている。しかし、Nさんが戻らず連絡も取れないことから、6日夜、家族が警察に届け出た。これまでにNさんの軽自動車が茂倉岳の最寄り駅・JR土樽駅の駐車場で見つかっている。
茂倉岳は群馬との県境付近にある標高1978mの山で、捜索は群馬県側からも行われている。
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兵庫の男性、見つからず 新潟の茂倉岳、遭難か
2017/01/07-21:37 産経新聞WEST
新潟県警は7日、同県湯沢町土樽の茂倉岳(1978メートル)で遭難したとみられる兵庫県TY市の臨時職員、Nさん(31)を捜索したが、見つからなかった。
南魚沼署によると、登山ルートは腰まで埋まるほど雪が深く、人が通った痕跡なども見つけられなかった。
Nさんは群馬県内の実家を3日に出発し、日帰りの予定で茂倉岳に入ったとみられる。登山口に近いJR土樽駅の駐車場で6日、Nさんの軽乗用車が見つかった。新たな手掛かりがあれば捜索を再開する。
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行方不明の地域おこし協力隊員、生きていた 事故装い失踪
2018/03/28-18:05 神戸新聞
昨年1月、新潟県の茂倉岳を登山中に行方不明になったとされていた兵庫県TY市地域おこし協力隊員=当時=の男性(33)が、実際は静岡県など各地を転々としていたことが、同市などへの取材で分かった。茂倉岳近くの駅駐車場に軽乗用車を止めっぱなしにするなど、山で遭難したように見せかけていたという。
同市によると、静岡県警や家族らから昨年5月、男性が生存していると連絡があった。同市は協力隊員の委嘱期間が既に終了していたため、公表しなかった。男性は秋に同市を訪れ、「進路などで思い悩み、心を病んで逃げてしまった」と謝罪したという。
男性は2016年5月から同市のまちづくり協力隊員として活動。同年12月末に群馬の実家に帰省し、17年1月3日に日帰りで茂倉岳へ登山に出掛け、行方が分からなくなったとされていた。新潟県警などが捜索したが見つからず、同年3月末で協力隊員としての委嘱期間も終了していた。
TY市は「このような形でTY市を離れてしまったことは残念だが、無事が確認されたことはよかった」とコメントした。
続x3・ヨコハマ郊外散歩 ― 2018-03-25
■快晴
三ツ沢公園から「三ツ沢せせらぎ緑道」「松本コミュニティ道路」「東横フラワー緑道」「滝野川せせらぎ緑道」と歩いて反町公園、東神奈川駅まで、約8km、2~3時間のコース。春の花がたくさん咲きだしていました。
三ツ沢公園から「三ツ沢せせらぎ緑道」「松本コミュニティ道路」「東横フラワー緑道」「滝野川せせらぎ緑道」と歩いて反町公園、東神奈川駅まで、約8km、2~3時間のコース。春の花がたくさん咲きだしていました。
023: どこにでもあるハナニラ(神大寺1丁目)
024: 満開のソメイヨシノ(三ツ沢東町)
025: 名前のわからない木の花(横浜翠風高)
026: ナノハナ(三ツ沢公園)
027: 紅花の桜(三ツ沢公園子どもの広場)
028: ヒュウガミズキ(?)の花
029: ヒサカキ(?)の花
030: 三ツ沢せせらぎ緑道、市街地の中に作られたお散歩コース
031: 崩落の修復跡が痛々しい
032: 宝玉稲荷神社、大津波の時の避難方向(標高15m)
033: 東横フラワー緑道、桜は「ヨコハマヒザクラ」とあった
034: 反町公園と京浜東北線
続々・ヨコハマ郊外散歩 ― 2018-03-22
続・ヨコハマ郊外散歩 ― 2018-03-19
ヨコハマ郊外散歩 ― 2018-03-18
トムラウシ遭難不起訴 ― 2018-03-11
■快晴
ツアー参加者7人とガイド1人が死亡したトムラウシ山遭難(2009年7月)で、事故から8年が過ぎた昨年12月、ツアーを引率したガイド3人と主催会社(アミューズトラベル社)の元社長が業務上過失致死傷の疑いで書類送検されていました。
3月9日、釧路地検は被疑者全員を不起訴処分としました。
この遭難事故は、初級とは言えないまでも、一般的なレベルの夏山登山ルートで8人が次々に死亡するという、非常に衝撃的なものでした。プロの登山ガイドが3人もついていて、高い料金を支払って参加した登山専門ツアーであったのに、参加者7人が死亡し、リーダーガイドも死亡しました。生還した人も含めて参加者の大多数が「低体温症」に陥ったものでした。
遭難事故を避けられなかった責任は、まず引率ガイドにあるだろうと、だれでも考えます。その次に主催会社のツアー運営のやり方や、安全管理体制に問題点がなかったかと考えていくのが普通の流れです。ガイドにも主催会社にも責任が問えないなら、個々の参加者がそれぞれ責任を負うことになります。そんなことがあるでしょうか?
でも、不起訴処分によって、ガイドも主催会社社長も責任が問われないことになりました。釧路地検があげた不起訴の理由は以下の通りです。
・サブガイド2人については、「死亡したリーダーガイドにツアー中止や安全なルートへの迂回を助言する立場にすぎず、助言を聞き入れられなかった可能性も否定できない。2人に事故を回避できる可能性があったとは認めがたい」
・リーダーガイドについては、「ツアー中止などを判断できる立場だった」 ですが、被疑者死亡のため不起訴処分だそうです。
・主催会社元社長については、「(同業他社と同様に)中止の判断は現地のガイドに一任している。現場にいない経営者が全ての危険を考慮し、中止を判断するのは極めて困難」
以上を見ると、遭難事故の法的責任を問うことが可能なのはリーダーガイドただ1人です。しかし、すでに死亡しているので不起訴にした、ということになります。
私たち(登山者、一般市民)は遭難事故の原因追究・検証と、再発防止に役立てるために、裁判が行われて、証拠ができるだけ数多く開示されるように期待しています。しかし、裁判は事故検証のためではなく、当事者間の権利の調整のために行われるのでしょう。
遺族の皆さんも納得できるものではなく、「なぜ犠牲になったのか、本当の理由が何もわからない」など、落胆の声があがったようです。
ツアー参加者7人とガイド1人が死亡したトムラウシ山遭難(2009年7月)で、事故から8年が過ぎた昨年12月、ツアーを引率したガイド3人と主催会社(アミューズトラベル社)の元社長が業務上過失致死傷の疑いで書類送検されていました。
3月9日、釧路地検は被疑者全員を不起訴処分としました。
この遭難事故は、初級とは言えないまでも、一般的なレベルの夏山登山ルートで8人が次々に死亡するという、非常に衝撃的なものでした。プロの登山ガイドが3人もついていて、高い料金を支払って参加した登山専門ツアーであったのに、参加者7人が死亡し、リーダーガイドも死亡しました。生還した人も含めて参加者の大多数が「低体温症」に陥ったものでした。
遭難事故を避けられなかった責任は、まず引率ガイドにあるだろうと、だれでも考えます。その次に主催会社のツアー運営のやり方や、安全管理体制に問題点がなかったかと考えていくのが普通の流れです。ガイドにも主催会社にも責任が問えないなら、個々の参加者がそれぞれ責任を負うことになります。そんなことがあるでしょうか?
でも、不起訴処分によって、ガイドも主催会社社長も責任が問われないことになりました。釧路地検があげた不起訴の理由は以下の通りです。
・サブガイド2人については、「死亡したリーダーガイドにツアー中止や安全なルートへの迂回を助言する立場にすぎず、助言を聞き入れられなかった可能性も否定できない。2人に事故を回避できる可能性があったとは認めがたい」
・リーダーガイドについては、「ツアー中止などを判断できる立場だった」 ですが、被疑者死亡のため不起訴処分だそうです。
・主催会社元社長については、「(同業他社と同様に)中止の判断は現地のガイドに一任している。現場にいない経営者が全ての危険を考慮し、中止を判断するのは極めて困難」
以上を見ると、遭難事故の法的責任を問うことが可能なのはリーダーガイドただ1人です。しかし、すでに死亡しているので不起訴にした、ということになります。
私たち(登山者、一般市民)は遭難事故の原因追究・検証と、再発防止に役立てるために、裁判が行われて、証拠ができるだけ数多く開示されるように期待しています。しかし、裁判は事故検証のためではなく、当事者間の権利の調整のために行われるのでしょう。
遺族の皆さんも納得できるものではなく、「なぜ犠牲になったのか、本当の理由が何もわからない」など、落胆の声があがったようです。
那須雪崩事故のまとめと教訓-5B ― 2018-03-06
■晴
《高校生の雪山登山を維持する方向》
国立登山研修所は11月4~6日に安全登山普及指導者中央研修会(高校等教職員研修コース)、12月10~11日には東京で座学のみの高校等安全登山指導者研修会を実施しました。どちらも今年度新設または初めての試みでした。
那須雪崩事故の科学的研究を行った防災科研等のグループは、県教委や高体連とリンクしながら、要請のあった地域に出向いて雪崩教育プログラムを実施しています。12~2月には福島、宮城、長野、三重、新潟、秋田、群馬で開催されました。これらの県では高校生の雪山登山教育が模索されていくでしょう。
一方、埼玉、兵庫では、従来行われてきた雪山登山イベントに対して県から中止要請または中止命令が出されました。高校生の雪山体験の道は絶たれてしまいました。
栃木県では、県教委・県高体連・登山専門部と遺族または被害者の皆さんが、ようやく話し合いのテーブルについた状況のようです。12月15日、県教委から各高校へ、今シーズンの冬山登山を中止するようにとの通知が出されました。高校登山部の活動を再建するには、まだまだ時間がかかるものと思われます。
《高校生の雪山登山を維持する方向》
国立登山研修所は11月4~6日に安全登山普及指導者中央研修会(高校等教職員研修コース)、12月10~11日には東京で座学のみの高校等安全登山指導者研修会を実施しました。どちらも今年度新設または初めての試みでした。
那須雪崩事故の科学的研究を行った防災科研等のグループは、県教委や高体連とリンクしながら、要請のあった地域に出向いて雪崩教育プログラムを実施しています。12~2月には福島、宮城、長野、三重、新潟、秋田、群馬で開催されました。これらの県では高校生の雪山登山教育が模索されていくでしょう。
一方、埼玉、兵庫では、従来行われてきた雪山登山イベントに対して県から中止要請または中止命令が出されました。高校生の雪山体験の道は絶たれてしまいました。
栃木県では、県教委・県高体連・登山専門部と遺族または被害者の皆さんが、ようやく話し合いのテーブルについた状況のようです。12月15日、県教委から各高校へ、今シーズンの冬山登山を中止するようにとの通知が出されました。高校登山部の活動を再建するには、まだまだ時間がかかるものと思われます。
那須雪崩事故のまとめと教訓-5A ― 2018-03-05
■雨
《「報告書」公表以後の動向》
2017年10月15日に公表された検証委員会による事故調査報告書(以下「報告書」)は、その後の高校登山部の動向に大きく影響することになりました。その内容は、基本的に個人の責任を追及することはせずに、高体連登山専門部はじめ組織の問題点を指摘して、改善への指針を繰り返し強調しているのが特徴です。
スポーツ庁(2015年文部科学省外局として新設)はこれまで、「高校生の冬山登山は原則禁止」とする通達を出してきました。2017年は特に「報告書」を踏まえた内容で、12月1日付「冬山登山の事故防止について(通知)」を出しています。そこでは高校生の冬山登山を原則禁止とし、「冬山登山」とは主に積雪期登山の意味で、講習会・研修会のような形式も含まれること、時期にかかわらず積雪期特有の危険性を伴う環境下で行う活動、というように明確に記載しました。さらに、高校生等が例外的に冬山登山を行う場合の条件・留意点を、次のように5項目明記しています。
①適切かつ安全な場所での基礎的な内容にとどめること
②複数の指導者が引率し、うち1人は積雪期登山の専門家や有資格者(または準ずる者)であること
③登山計画審査会(仮称)の事前審査を受けること
④校長及び保護者の了解を得ること
⑤生徒への事前指導等を実施すること
スポーツ庁の方針によって、登山関係者が最も危惧していた「高校生の雪山登山全面禁止」の方向性は、少なくとも今年度は避けられたと言えます。このことは、何より「報告書」に表明されていた結論が、同様の方向性だったことが大きいでしょう。
また、長野県では早くから、高校生の冬山登山を全面禁止することはあり得ないと表明しており、那須雪崩事故を受けて「高校生の冬山・春山登山における安全確保指針検討委員会」を発足させていました。そこで審議されていた「安全指針」つまり高校生の雪山登山ガイドラインは、「報告書」公表とほぼ同時期の10月26日に策定されました。
「報告書」、スポーツ庁通知、長野県の安全確保指針は、同じ方向を向いており、高校生の基礎的な雪山登山体験を上記の条件のもとで認めていこうとするものです。それと並行して、登山部顧問・生徒が雪山登山の正しい理論・方法を学習できるように、さまざまな機会を提供しようとしています。(続く)
《「報告書」公表以後の動向》
2017年10月15日に公表された検証委員会による事故調査報告書(以下「報告書」)は、その後の高校登山部の動向に大きく影響することになりました。その内容は、基本的に個人の責任を追及することはせずに、高体連登山専門部はじめ組織の問題点を指摘して、改善への指針を繰り返し強調しているのが特徴です。
スポーツ庁(2015年文部科学省外局として新設)はこれまで、「高校生の冬山登山は原則禁止」とする通達を出してきました。2017年は特に「報告書」を踏まえた内容で、12月1日付「冬山登山の事故防止について(通知)」を出しています。そこでは高校生の冬山登山を原則禁止とし、「冬山登山」とは主に積雪期登山の意味で、講習会・研修会のような形式も含まれること、時期にかかわらず積雪期特有の危険性を伴う環境下で行う活動、というように明確に記載しました。さらに、高校生等が例外的に冬山登山を行う場合の条件・留意点を、次のように5項目明記しています。
①適切かつ安全な場所での基礎的な内容にとどめること
②複数の指導者が引率し、うち1人は積雪期登山の専門家や有資格者(または準ずる者)であること
③登山計画審査会(仮称)の事前審査を受けること
④校長及び保護者の了解を得ること
⑤生徒への事前指導等を実施すること
スポーツ庁の方針によって、登山関係者が最も危惧していた「高校生の雪山登山全面禁止」の方向性は、少なくとも今年度は避けられたと言えます。このことは、何より「報告書」に表明されていた結論が、同様の方向性だったことが大きいでしょう。
また、長野県では早くから、高校生の冬山登山を全面禁止することはあり得ないと表明しており、那須雪崩事故を受けて「高校生の冬山・春山登山における安全確保指針検討委員会」を発足させていました。そこで審議されていた「安全指針」つまり高校生の雪山登山ガイドラインは、「報告書」公表とほぼ同時期の10月26日に策定されました。
「報告書」、スポーツ庁通知、長野県の安全確保指針は、同じ方向を向いており、高校生の基礎的な雪山登山体験を上記の条件のもとで認めていこうとするものです。それと並行して、登山部顧問・生徒が雪山登山の正しい理論・方法を学習できるように、さまざまな機会を提供しようとしています。(続く)













































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